オウンドメディアのコンテンツってどんなものがあるの?7つの種類と特徴をわかりやすく解説

オウンドメディアのコンテンツ種類画像

オウンドメディアに掲載するコンテンツにも種類があることをご存じですか。

実はコンテンツの種類によって、制作するための難易度や見込める効果などが変わってきます。

コンテンツを企画するときに、コンテンツごとの特徴を知っておくことができると、今自分のメディアにどんなものが必要なのか判断することができます。

それぞれのコンテンツの特徴を理解して、バランスのいいメディアを作り上げましょう。

メディアが伸び悩んでいるのは、コンテンツの偏りが原因かもしれないですよ

目次

オウンドメディアコンテンツ①メソッド記事

メソッド記事とは、あるシステムの使い方や解決方法などユーザーの「知りたい」という疑問に答える記事になります。

記事の中で、問題解決の具体的な方法や、進め方を解決していくのが特徴です。

下記のようなコンテンツが「メソッド記事」になります。

こちらのコンテンツは「オウンドメディアとはどんなものなの?」というユーザーの疑問に答えているものになります。

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メソッド記事は、必要としている読者がいるため、多くの人が関心を持つテーマを選定できれば、SEO効果やSNSでの拡散が期待できます。

特徴をまとめると下記のようになります。

編集難易度低い
ライティング難易度やや低い
制作にかかる手間やや多い
企画力やや必要
必要な素材図や画像
SEO効果見込める
SNS効果見込める
目的達成の効果やや低い
外部ライター化やや困難

オウンドメディアコンテンツ②まとめ記事

まとめ記事とは、知識をコンパクトに詰め合わせた記事を指します。

「メディア制作10のコツ」や「ビジネスに役立つスキル10選」のように複数のトピックを並べたコンテンツです。

まとめ記事は、メソッド記事とは違い内容の深堀があまりないので、横に拡げるような展開になります。

そのため、専門性がそこまでない人でもつくることができるのが特徴です。

下記のコンテンツが「まとめ記事」になります。

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マーケティングでどんな本を読もうか悩んでいる人が、

比較検討ができるため、需要の高いコンテンツになっています。

情報を知りたい人向けにコンテンツを制作することができれば、SNSでの拡散やSEO効果が期待できます。

注意点としては、専門的な知識がなくても記事の制作が可能なため、競合メディアも真似がしやすく、類似のコンテンツが増えて埋もれてしまうことがあります。

実体験や独自の知見が盛り込みにくいため、まとめ記事だけを読んで満足してメディアから離脱してしまう読者も増えてしまいます。

また、自分の運営しているメディアがPV(ページビュー)数はあるけど、CV(コンバージョン)が思うようにあがらないという人はまとめ記事を量産していることがあります。

人を集めるのが得意だけど、動かすのは苦手な記事です

編集難易度低い
ライティング難易度低い
制作にかかる手間少ない
企画力不要
必要な素材不要
SEO効果見込める
SNS効果見込める
目的達成の効果低い
外部ライター化可能

オウンドメディアコンテンツ③インタビュー記事

インタビュー記事は、その名の通り人にインタビューしたものを記事化したコンテンツです。

インタビュイー自らに話してもらう「一人称形式」、1対1で質問と回答をしていく「対談形式」

インタビュアーが第三者視点から俯瞰して論評する形で書く「ルポタージュ形式」があります。

前の2つの記事とは違い、インタビュイーに依頼したり、話した内容を文章に起こしたり、

ただ話をそのまま文章にするだけでは、誰にも読まれないので

編集するなど、高度な技術が必要となるコンテンツになります。

他にも、インタビュイーとどのようなコンテンツを制作するか事前の打ち合わせが

撮影をする場合には、カメラマンの手配も必要になります。

インタビュー記事があると、メディアとしての信頼度が上がり、オリジナルコンテンツとしての強みも

SNSやSEOで認知を拡散させることが難しいコンテンツですので、

有名人の取材だとファンの人に拡散したりできます

インタビュー記事の最大のメリットは、業界内での人間関係をつくりやすい

編集難易度低い
ライティング難易度やや低い
制作にかかる手間やや多い
企画力やや必要
必要な素材図や画像
SEO効果見込める
SNS効果見込める
目的達成の効果やや低い
外部ライター化やや困難

オウンドメディアコンテンツ④イベント記事

イベント記事とは、イベントやウェビナーなどをまとめたレポートのような記事のことです。

イベントの中で語られた内容を文字にして、編集したものになります。

参加していない人が読んでも内容がわかるようにする、最低限の編集力があれば制作することができます。

ターゲットが絞られやすく、拡散されにくいことがイベント記事の欠点となります。

新規ユーザーに見てもらうためのコンテンツというよりは、既存ユーザーの関心を高めるためのコンテンツとなります。

編集難易度低い
ライティング難易度やや低い
制作にかかる手間やや多い
企画力やや必要
必要な素材図や画像
SEO効果見込める
SNS効果見込める
目的達成の効果やや低い
外部ライター化やや困難

オウンドメディアコンテンツ⑤エッセイ記事

エッセイとは、「自分が感じたことや体験したことなどを自由な形式で書いたもの」です。

ノウハウの発信ではなく、

エッセイを最後まで読んでもらうためには、共感を得るために高度な文章力が求められます。

簡単だからとエッセイ記事ばかり制作してしまうと誰にも読まれない記事を量産することになってしまいます。

伝えたい事や熱量が必要なため、外部のライターに依頼するのが難しい

もともとユーザーのニーズがあるものではないので、SEOには向いていません。

熱量が伝われば、SNSなどで大きく拡散されること

メソッド記事とは違い、企業の想いや熱量を伝えることができるので、

また、他の企業が容易に真似できるものではないので、ファンを獲得するのにおすすめなコンテンツとなります。

編集難易度低い
ライティング難易度やや低い
制作にかかる手間やや多い
企画力やや必要
必要な素材図や画像
SEO効果見込める
SNS効果見込める
目的達成の効果やや低い
外部ライター化やや困難

オウンドメディアコンテンツ⑥調査レポート記事

調査レポート型の記事は、調査でデータを集めてそこから考察を掲げていくタイプの記事です。

編集難易度低い
ライティング難易度やや低い
制作にかかる手間やや多い
企画力やや必要
必要な素材図や画像
SEO効果見込める
SNS効果見込める
目的達成の効果やや低い
外部ライター化やや困難

オウンドメディアコンテンツ⑦ニュース型記事

社内の事例紹介や新商品の発売、セミナーなどの情報

自社メディアに関係のある情報を発信する

集客やブランディングに活用するのは難しい

既存のユーザーに

また、自社の情報などを発信していると

ファンの方が問い合わせなどをする最後の後押しになることもあります。

事実を発信するだけなので、編集力やライティング力がなくても発信することができます。

ニュースコンテンツによる自社告知が多すぎると

他社情報の発信が多すぎると

編集難易度低い
ライティング難易度やや低い
制作にかかる手間やや多い
企画力やや必要
必要な素材図や画像
SEO効果見込める
SNS効果見込める
目的達成の効果やや低い
外部ライター化やや困難

特徴を理解して現状にあったコンテンツを制作しよう

オウンドメディアを運用していくときに、制作が簡単だからと「まとめ記事」ばかりを制作してしまうと、

また、対談記事ばかりを量産してしまうと手間をかけたわりに効果が出ないと

オウンドメディアの運用自体が頓挫してしまうことがあるので、しっかりと計画に沿ってコンテンツを検討していきましょう。

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