本日メディア担当者のみなさんに紹介するのは、株式会社アクティオが運営しているオウンドメディア『Aktio Note(アクティオノート)』。
仕事や学び、暮らしの工夫、遊びの発見から音楽、文学、アート、街づくりに至るまで、多岐にわたるジャンルでチャレンジする人々に向けて情報を発信しているメディアです。
ユニークな視点から書かれたコンテンツが多いので、インスピレーションを得たい人には特におすすめになります。
Aktio Noteってどんなオウンドメディア
メディア名 | Aktio Note(アクティオノート) |
URL | https://note.aktio.co.jp/ |
業種 | |
運営元 | 株式会社アクティオ |
主な目的 | 社内外へのメッセージ共有 |
コンセプト | 「創造する人」「革新する人」のために気付きをあたえる |
形態 | BtoB |
『Aktio Note』は、建設機械をレンタルする会社であるアクティオが、創造する人や革新をする人に気付きをあたえるというコンセプトのもと運営している非常に珍しいメディアになります。
五感を通じた温泉旅行の楽しみ方や、大人も楽しめるゲームの紹介、創造的な文房具、人生100年時代の生きがいの創造など、続きが気になる連載記事が特徴です。インタビュー記事では、さまざまな分野で活躍する人々の思考や哲学に触れることができます。
社内の理解がないと続けるのが難しいメディア形態ですね
Aktio Noteは、新しい発見や創意工夫のヒントを求める人にとって、まさに宝箱のような存在です。きっと、あなたも創造性を刺激する内容に出会えるはず。
カテゴリーは「遊ぶ」「音楽」「アート」「スポーツ」「暮らし」「食」「仕事」「教育」と8種類とあり、多くのターゲットに知ってもらえるように創られています。
朝に自分の関係しているカテゴリーを読むことで、日々の知識やインスピレーションの源となるのではないでしょうか。
Aktio Note分析
『Aktio Note』は株式会社アクティオの社是である「創造と革新」を浸透させていく目的で運営されているオウンドメディアです。
ターゲットオーディエンスは、創造性を重視する個人や、新しいアイデアやインスピレーションを求める人々になっています。これにより、特定のニッチな市場に焦点を当てています。
連載記事やインタビュー、教育やスポーツなど、多岐にわたるジャンルのコンテンツを提供しており、読者の興味やニーズに応じた情報を提供しています。
「創造する人のためのノート」というキャッチフレーズは、ブランドのアイデンティティを明確にし、創造的なコミュニティにアピールしています。
読者が自分自身の創造性を刺激するための貴重な洞察を得られるようなインタビュー記事など、インタラクティブなコンテンツを提供しています。
創造性や革新性を重視するコンテンツを通じて、読者に価値を提供することで、ブランドの忠誠心を高める戦略を取っていると考えられます。
Aktio Noteは、創造性を重視する個人に対して、独自の価値提案を持つブランドとして位置づけられており、そのコンテンツ戦略は、読者の関心を引きつけ、エンゲージメントを高めることに成功していると言えるでしょう
続きが気になる工夫された連載コンテンツ
Akitio Noteは面白い連載コンテンツがいくつもあるのが特徴です。
連載形式にすると続きを読みたい読者がリピーターになるので、ファンを増やしたい企業におすすめの手法になります。
今回はメディア運用の参考になる連載を3つ紹介しますね
SDGsリレーインタビュー
【引用元:Aktio Note】
「SDGsリレーインタビュー」は、環境、暮らし、経済、金融、教育、食、文化、芸術、スポーツなどさまざまな分野で活躍するSDGs実践者たちへのリレー形式のインタビュー企画です。
この企画では、それぞれの分野でどのようにSDGsが取り組まれているかを知ることができ、実践者たちがどのようにSDGsの基本理念「誰ひとり取り残さない」を具現化しているかの具体例が紹介されています。
例えば、廃棄食材で染める衣料品を提案するプロジェクトリーダーや、環境配慮とデザイン性を両立したビニール傘で「使い捨てない文化」をつくる企業代表、世界に認められた日本発のクラフトジンをアップサイクルした「飲む香水」を提供するCEOなど、多様なイノベーションが紹介されています。
この連載は、SDGsに対する新たな視点を提供し、読者に行動を促すインスピレーションを与えることを目的としています。
持続可能な未来に向けた一歩を踏み出すための、興味深く、啓発的な内容が詰まっている企画です。
ぜひ、このリレーインタビューを通じて、SDGsの世界への理解を深め、自分にできることを見つけてみてください。
爪で綴る季
【引用元:Aktio Note】
「爪で綴る季」は、爪作家として活動する「つめをぬるひと」さんが執筆しているコンテンツです。
この連載では、季節の変化や日常の出来事を独自の視点で切り取り、それに合わせたオリジナルのつけ爪を制作しています。
例えば、「冬の爪」では10月から1月の間のできごとや記憶をつけ爪に込めて表現しており、「春の爪」では2月から4月の季節感を反映した作品を披露しています。
連載では、旬の食べ物、訪れた場所、購入したものなど、さまざまなインスピレーションを爪に込めて表現し、それぞれの季節の色彩や感情を映し出しています。読者は、つめをぬるひとさんの豊かな感性と、季節の移ろいを感じ取ることができるでしょう。
気鋭のクリエイターへの取材が見れるアート連載
【引用元:Aktio Note】
「アートの連載」は、創造と革新がどこから生まれるのかを探求する企画です。
この連載では、アートや映像などのフィールドで活躍する気鋭のクリエイターたちに焦点を当て、彼らのインタビューや作品を通じて、創造性の源泉や革新的なアイデアの背景に迫ります。
例えば、東大レゴ部の現役部員が語るレゴ愛や、和田永さんの役目を終えた家電を楽器に変えるアーティスト活動、大江千里さんのジャズピアニストとしてのキャリアなど、多様なアーティストの情熱や創造過程が紹介されています。
また、「花いけ道中」という連載では、フラワーアーティスト加藤ひろえさんが、いつでもどこでも花を生ける「ゲリラ花いけ」の魅力を伝えています。
読者は、これらの連載を通じて、アートの世界における創造的なプロセスや、アーティストたちの思考や哲学に触れることができます。
創造する人々のためのノートとして、Aktio Noteは、アートを愛するすべての人にとって、探求と発見の場を提供しています。
Aktio Noteを読んでコンテンツの企画力をあげよう
『Aktio Note』は、建設機械レンタル企業が運営する異色のオウンドメディアで、幅広いコンテンツで読者の創造性と革新への興味を引き寄せています。
SDGsや人生100年時代をテーマに据えた連載は特に注目で、読者に新たな視点やインスピレーションを提供しています。
メディア運用者にとっては、異業種からのアプローチで成功を収めており、独自性を重視したコンテンツ戦略がエンゲージメントを促進しています。
ブランドのアイデンティティをクリアにし、デジタルプレゼンスを確立するなど、メディア運用者にとって学びとなる成功事例と言えるでしょう。